森田 健吾

MORITA KENGO

レゴ少年が作庭家、建築家へ

子供達の記憶に残る原風景を

庭を通して、子供達がより素敵な大人になってくれたらうれしい。自分が作った庭が記憶に残る原風

景になれば」と語る森田健吾。少年のような目を輝かせて話す姿が印象的な作庭家だ。

 

幼少期、レゴブロックが大好きで何時間もかけて家ばかり作っていた森田。小学生の頃の夢は建築家。しかし大学では土木工学科に入学し、卒業後は関西の造園会社に就職する。「建築と違って作庭には枠がない。無限に表現でき、自分を最大限に出せる」と庭作りのおもしろさにハマっていった森田。

 

26歳で福山に戻ると、庭や外構、エクステリアの会社『そらや』を立ち上げる。関西と福山では庭作りの文化が異なることもあり、最初の数年は苦労も多かった。思い通りの庭が作れるようになったのは、ここ3年ほどだ。

 

「自分をアウトプットしないと作品を見てもらえない」と積極的に賞にも応募し、受賞を重ねた。最近では、森田の技術とセンスを信頼し「まかせるわ」と注文するお客様も。名実ともに備後を代表する作庭家になった森田だが、ここにきて子供の頃の夢だった建築の世界へ足を踏み込むことに。

 

『そらいえ』と名づけられた新プロジェクトが目指すのは、庭を考えた先に住環境として家が存在する自然に優しい家づくり。徹底的に打ち合わせをして、本当にいいと思うものを提案するため、年間2〜3棟しか作れないという。2017年秋には一軒目の家の施工がスタート。森田の新たな挑戦が始まった。


My Favorite

私のお気に入り

低木や樹木をバランスよく配置した森田の作品。緑があることで生き生きとした空間が生まれる。

カフェのような雰囲気の『そらや Landscape』。細かな部分まで丁寧に相談にのってくれる。


Profile

自己紹介

生年月日       1980年5月

血液型        O型

現在の住まい     広島県福山市坪生町

出身小学校      緑ヶ丘小学校

出身中学校      城東中学校

出身高等学校     近畿大学附属広島高等学校福山校

出身大学・短大・専門 立命館大学

ニックネーム     もりけん

職業         作庭家

勤務先        そらや Landscape

利用SNS       Facebook インスタ

座右の銘       為せば成る